坐骨神経痛について
こんにちは!ちはら台もりまち整骨院です🌻
今回は坐骨神経痛について詳しくお話します!
概要
坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿ってお尻から脚にかけて起こる痛みの総称です。
坐骨神経痛を引き起こす病気としては、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を代表とする脊椎疾患を例に挙げることが出来ます。しかし脊椎に関連した病気のみではなく、腫瘍、内科系疾患、精神的要因など他にも数多くの疾患が坐骨神経痛の原因となり得ます。
原因となる疾患が多岐に渡ることからも分かるように、坐骨神経痛に対しても治療アプローチは実際に様々です。
整形疾患として代表的な腰部椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症であれば、安静や固定、痛み止め、理学療法などによる保存療法や、症状に応じた手術療法が選択されることになります。
原因
坐骨神経痛を引き起こす病気としては、第一に整形外科的な疾患である腰椎疾患を例に挙げることが出来ます。
具体的には腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、変性側弯症などがあります。
また梨状筋症候群という、骨盤内の梨状筋という筋肉によって坐骨神経が圧迫されて痛みが生じる場合があります。
なかでも腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症は、座骨神経痛の原因としては代表的な疾患です。
椎間板ヘルニアは、椎間板の内容物である髄核が周囲の繊維輪の一部を破って外に飛び出して、神経根を圧迫することによって痛みを引き出すといった疾患です。
症状
座骨神経痛で見る症状の出現の仕方には、座っている時に痛みが増強し、歩くと楽になることがあれば、逆に歩くことで痛みが増強することもあります。さらには運動とは関係なくお尻からふくらはぎにかけての痛みが生じることもあります。
腰部脊柱管狭窄症が原因とされるものには、ゆっくり歩いている際には症状はなく、長時間立っていたり、長い距離を歩いたりすることで起こる間欠性跛行といった症状も出ます。その場合は日常生活にも影響を起こすことがあります。
診断
座骨神経痛の原因は整形外科関連疾患として生じることが多いため、画像検査が重要になってきます。
レントゲン写真や、MRI、脊髄造影検査などです。これらの検査を組み合わせることで脊椎の変形程度や湾曲、椎間の空き具合から軟骨組織の変性の度合い、脊髄神経の圧迫状況を評価します。
治療
坐骨神経痛は原因が多いため適正治療法が選別されることになります。
第一の選択としては保存的療法が基本となります。
坐骨神経痛の保存的療法として患部の安静を保つことが大切です。
筋肉のコリを取ったり、温熱療法など、あとは神経ブロックや消炎鎮痛剤等を用いる事があります。
こうした保存療法で改善が見られない場合、手術適応がある疾患であれば手術を行う事も検討されます。
当院では暖かいものを用いた温熱療法や原因になっているであろう筋肉をマッサージしてほぐしたり
その時の炎症や痛みを取る電気治療も行っています。
そして再発防止のトレーニング、ストレッチなどを処方しています。
もしかしたら坐骨神経痛かも、と思いましたら当院にいつでもご相談ください!